ロシアを舞台にしたFPS「The Stalin Subway」のScreenshots公開 - 2004/03/25 15:15


 ロシアのゲームパブリッシャBuka Entertainmentは先日(3月24日),ロシアを舞台にしたFPS「The Stalin Subway」を発表した。詳しいところまでは未定だが,リリースの内容を察するに本箱,椅子,灰皿など300タイプの破壊可能なオブジェクトがあったり,操縦可能な乗り物に鉄道などがあったりなど,一風変わったFPSになりそうだ。またゲームモードはデスマッチはもちろんのこと,マルチプレイ用のチームシナリオなどを作成中らしい。武器にも気を遣っており対戦車ライフルPTRS-41や,RKG-3グレネードなどを始めとして,火炎瓶,火炎放射器なども存在する。かつてゲームには登場したことのない兵器なども存在するとのことなので,ミリタリーファンは期待していいかも。

 マップはロシアのモスクワ市街や地下鉄,地下実験場などが用意されるのだが,これらのマップは実際に存在するモスクワ市街などの施設をゲーム中に再現するとのこと。また,これらのマップにはいくつかのScreenshotsが公開されており,画面とファイル名から察するにクレムリン宮殿や,ロシアの地下鉄のようなものがあることが現在は判明している。
 ちなみにゲーム中利用するチャットではアニメーションの顔文字を使えるらしい。殺気だった戦場で携帯やMSNメッセンジャーのようなスマイリーマークがアニメーションしているというのも,なかなか滑稽かもしれない。

 Buka Entertainmentといえば,以前「こちら」でちらっとお伝えした時点では(2002年の話だが),日本での販売契約をカプコンと結んでいる。発売は来年ではあるが,もしまだ契約が継続して行われていれば,日本ではカプコンから発売される可能性もあるかもしれない。発売は来年2005年上四半期と,まだまだ先の話。気長に続報を待っていよう。(Seirou)


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