Vivendi Universal Gamesとコナミの米国子会社であるコナミデジタルエンタテインメント（KEDA)は，コナミのPCタイトルの米国での流通について，Vivendi Universal Gamesが独占的に取り扱うという契約を交わしたことを発表した。提携第一弾として扱われるタイトルは，日本では定番サッカゲームの地位を獲得している「ウイニングイレブン」の最新作「ウイニングイレブン7 インターナショナル」で，2004年春の発売を予定。

　Vivendi Universal Gamesとは，あのBlizzard EntertainmentやSierraを傘下に従える業界で一，二を争うゲームパブリッシャー。KEDAのチーフマネージャーGeoff Mulligan氏は，「Vivendi Universal Gamesの強力な流通網は，コナミのPCゲームをより多くのユーザーに届ける助けになる」とコメント。コナミは，Vivendiの持つ流通網を利用することで，PCゲーム市場における自社タイトルのシェア拡大を目指す目論見だ。（TAITAI）