MMORPG「Master of Epic」,テスト開始目前新情報 | - 2004/03/16 22:00 |
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■メッセージ表示の変更 旧RAからのシステムリニューアルの一つとして挙げられているのが,「吹き出し」による会話メッセージの表示。発言者の頭上に,バルーンヘルプのように吹き出しが表示されるシステムだ。画面を見れば一目瞭然,説明の必要もないだろう。またこの吹き出し表示,画面外のキャラクターがしゃべっているときにその方向も分かるように,バルーン部分の引き出し線の部分(なんていう名称だろう?)が伸びるようになっている(下の画面上段真ん中参照)。 もちろんこの機能,RAらしい親切設計でOFFにすることもでき,その場合はメッセージ表示ウィンドウだけに表示されることになる。プレイヤーが好きなほうを選択できるというわけだ。この手のチャット表示は,ただでさえ膨大な情報を表示しておきたMMORPGには邪魔になることも多いし,かといって初心者にはこちらの表示のほうがとっつきやすいだろう,ということも想像に難くない。移動操作体系に関してもそうだが,このあたりの"プレイするうえでのストレス"に関わる重要なシステムをプレイヤーが選択できることは非常に良い機能で,素直に賞賛したい。 ちなみにこの吹き出し機能,通常のSayで聞こえる範囲の距離=吹き出しが表示できる距離 になっているとのこと(ターゲットしてある相手との会話においては,距離制限はない)。できれば表示距離も自分で設定したいところだが(街中では近く,フィールドでは遠く,など),そこまでの自由度を望むのは酷だろうか。 しかしこのオプション設定の中に,さりげなく「スキル名の日本語表示」という項目があるのは見逃せない。もちろん今回の画面も,まだすべて開発中のものを撮影しただけなので変更の可能性もあるわけだが,こういった部分まで設定できるのなら,それはそれで非常に嬉しい。 ■チュートリアル 旧RAの名物(?)だった「幻影世界」はなくなり,ゲームとしてキチンと作られたチュートリアルになっている。前のあの雰囲気は嫌いではなかっただけに個人的には残念だが,目的やら操作なら,あれやこれやでややハードルの高いMMORPGにおいて初心者を根付かせるためならば,良い判断だろう。下の画面写真,上段3枚はすべてチュートリアルのものだ。 "キチンと作られた"とはいっても,そこはRA(MoEだけど)。モラ族の施設を順番に回って,移動や戦闘,料理などの基本的な操作を学べるようになっているとのことだ。もらった資料には 「スタート直後のチュートリアルとして、プレイヤーはモラ族の施設を回って、戦闘や料理など基本的な操作を学ぶようになっています。」 としか書いていないが,おそらくは筆者がハドソン本社で見たものと変わっていないだろう。次にやるべきことも的確に指示され,次にどこに行ってよいかも迷わず,なかなかクオリティの高そうなチュートリアルに見えたので,期待したい。 またこのチュートリアル,終わると ・城下町ビスク周辺(旧RAのエリアがそのまま残っている模様) ・ネオク高原 ・ムトゥーム地下墓地 の3か所のいずれかを選んでそこに飛ばされる。この3か所は,地理的な場所の違い以外にも,登場する敵やクエストなどが異なる初心者向けエリアとのことだ。オマケで,ビスクとエルガディンの画面ももらっておいたので,掲載しておこう(画面下段2枚。右がビスクで左がエルガディン)。 そんなわけで,今回はシステム関連の新情報2点。テスト開始までにまだ何かもらえそうな気配もあるので,ファーストテスターもオープン待ちの人も,待っていてほしい。(Kazuhisa) ※「Master of Epic:The ResonanceAge Universe」の情報一覧は「こちら」 ※本記事に掲載されている画面は,すべて株式会社ハドソンの著作物です。Copyright(C)2004 HUDSON Co.,LTD. All Rights Reserved. |