ロボットアクション「ガンメタル」が発売に - 2004/02/27 16:37


 マイクロマウスは,近未来における人類(ロボット)の戦いを描いたアクションシューティング「ガンメタル」を2月26日に発売した。

 近未来,人類は多くの惑星を発見し,地球定住派と地球移住派に分かれた。しかし移住派に対して定住派はそれを良く思わず,攻撃を仕掛けてしまう。そして,地球定住派と地球移住派の戦いは長い間行われ,地球移住派はコードネーム"ガンメタル"プロジェクトを始動。あらゆる戦況に対応可能な最強兵器"ハボック"が建造された……というストーリーだ。

 というわけで,本作の主人公となるのは前述したバトルユニット"ハボック"。なんとロボットから戦闘機へ即座に変形できるという能力を持つ,秘密兵器だ。ロボット時には強力なディフェンスシールドを保持,戦闘機の時は機動力を生かした攻撃や高速移動などが可能となり,プレイヤーは戦況に応じて臨機応変に使い分けが必要となる。この変形時のアニメーションが実にスムーズかつリズミカルで,挙動もなかなかリアル(?)に再現されていて面白い。
 またハボックは,ミッションをクリアしていくごとにより強力な武器を入手できる。最初こそ2種類の武器しか装備していないが,徐々に武器の数も増え,戦場で多数の武器の切り替えが可能となる。もちろん,ロボット時と戦闘機の時では武器は異なり,どちらかというと戦闘機が備える武器の方が強力だ。
 武器の一例としては,ロボット時には,対装甲砲最大の効果の"アサルトキャノン"やグレネードランチャーを大型化した"グレネード"。そして戦闘機の時には,地上攻撃用ミサイル"トマホーク"や超強力な破壊力を持つ"ナパーム"などが挙げられる。

 本作の魅力として,ロボット/戦闘機でのシューティング以外に,シンプルな操作方法と美しいグラフィックスも挙げられる。先ほどの変形に関してもそうだが,使用するのはたった1ボタンのみ。戦闘機でビュンビュン飛び回るのも,マウスだけでも可能なのだ。
 そして戦場はとにかく派手で,爆破効果や破壊されたロボットの挙動なども繊細に描かれている。NVIDIAの,チップ性能誇示の宣伝ムービーに使われていただけのことはある。太陽に向かうと,フレアでまったく正面が見えなくなったりもする。とはいえ,つい景色が美しくて方向転換しないまま太陽の向くままに突っ走ってしまうこともしばしば。

 本作は英語版(日本語マニュアル付き)なので,当然指揮官からの指令(ミッション内容)は英語表記だ。しかし序盤の数ステージをプレイしてみたところ,正直メッセージを見なくても,友軍の移動やレーダーに目をやっておけば,後は敵を倒し続けていれば問題なし。英語が苦手という人でも,比較的簡単に馴染めるだろう。気になった人は当サイトの「こちら」にデモ版を置いてあるので,チェックしてみよう。(halen)

「ガンメタル」の当サイト内の記事一覧は「こちら」

■ガンメタル■
価格:5800円
発売日:2004年2月26日
メーカー:マイクロマウス
動作環境:Windows 98/Me/XP,PentiumIII/900MHz以上(PentiumIII/1.4GHz以上推奨),メモリ 256MB以上,空きHDD容量 750MB以上,16MB以上(64MB以上推奨)のメモリを搭載したビデオカード,DirectX 9.0以降

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