その美しいグラフィックスで日本でも話題のFPS「FarCry」の開発元であるドイツのCrytech社が，違法にコピーしたソフトウェアを使用しているという疑いにより，現地時間2月4日ドイツ警察当局によりオフィスの強制捜査が行われた。
　この後，インターネットなどでいろいろな噂が飛び交ったようだが，Crytech社ではその日のうちに声明を発表。ソフトウェアの不正使用といった事実はないことをコメント，コンピュータソフトウェアを制作するものとして，ソフトの不正使用に対しては，常に厳しい態度で臨んでいることを表明している。
　なお声明では，この捜査が「FarCry」開発に与えた影響は，オフィスが捜索された3時間分だけであるとも付け加えられており，「FarCry」の発売を待ち望んでいるファンも一安心といったところか。（Asakura）