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シリーズ最新作である「シヴィライゼーションIII」の，拡張パック第2弾にあたるのが本作「シヴィライゼーションIII コンクエスト」だ。英語版は欧米で2003年11月に発売されていたが，このたび完全日本語版がサイバーフロントから発売される。発売日は2004年4月2日，価格はオープンプライス。
「シヴィライゼーションIII コンクエスト」では，新たに7文明（シュメール，ヒッタイト，オランダ，ポルトガル，ビザンチン，インカ，マヤ）が追加される。2003年3月にリリースされた拡張パック「プレイ ザ ワールド」も含めると，合計15文明が追加となり，計31文明が使用可能となるわけだ。ちなみに「コンクエスト」には，「プレイ ザ ワールド」での追加要素もすべて収録されている（ユーザーシナリオを除く）。
さらに新要素として，科学技術では"ファシズム"など，ユニットでは"スイス傭兵"など，七不思議では"ゼウス像"などが追加される。
そして"コンクエストモード"では，歴史上の9本のシナリオが楽しめる。そのシナリオは，以下の通り。1本のゲームに収録されているとは思えないほど，バラエティに富んだ内容となっている。
●「メソポタミア」（4000BC〜1900BC）
古代の七不思議を建設して，時代に取り残されたライバルを凌駕せよ
●「ローマの勃興」（3500BC〜300AD）
軍団兵と火炎投石機を駆使して周囲の国を飲み込め
●「ローマ帝国の滅亡」（324AD〜624AD）
蛮族の大群を指揮してローマ帝国を崩壊させろ
●「メソアメリカ」（300AD〜1500AD）
奴隷を生贄に捧げてマヤとインカの神を鎮めよ
●「中世」（843AD〜1455AD）
ヴァイキング，西洋キリスト教国，ムスリム諸国，ビザンチンは自らの正義を掲げて争った
●「大航海時代」（1490AD〜1640AD）
ヨーロッパ各国は新世界を植民地化するための競争を繰り広げた
●「戦国時代」（1450AD〜1605AD）
群雄割拠の時代，主君を守るため武士や忍者は戦い続けた
●「ナポレオン期のヨーロッパ」（1800AD〜1808AD）
ヨーロッパの複雑な軍事/政治状況を探求し，利用せよ
●「太平洋戦争」（1941AD〜1945AD）
科学者に究極の兵器を研究させて，戦争に終止符を打て
なお，2004年4月2日には，「シヴィライゼーションIII 完全日本語版 コンクエスト同梱 特別限定版」と「シヴィライゼーションIII 完全日本語版 価格改定版」も同時発売となる。「III」本体を持っていない人は，この機会にいずれかのパッケージの購入を検討してみよう。（Kawamura）
シヴィライゼーションIII コンクエスト 完全日本語版（要：「シヴィライゼーションIII 完全日本語版」本体）
シヴィライゼーションIII 完全日本語版 コンクエスト同梱 特別限定版
シヴィライゼーションIII 完全日本語版 価格改定版
■発売日：2004年4月2日
■価格：いずれもオープンプライス
■メーカー：サイバーフロント
■動作環境：Windows 9x/Me/2000/XP，PentiumII/400MHz，メモリ 128MB以上，空きHDD容量 800MB以上，DirectX 8.1対応のサウンドカード/ビデオカード（ビデオメモリは16MB以上で，1024×768ドット以上の解像度が必須）
→「シヴィライゼーションIII」当サイトの記事一覧は，「こちら」
→「シヴィライゼーションIII プレイ ザ ワールド」当サイトの記事一覧は，「こちら」
→「シヴィライゼーションIII コンクエスト」当サイトの記事一覧は，「こちら」
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