GBMとエキサイトが国内で運営を行う「シールオンライン」は，トゥーンシェイダを使ったアニメ風のグラフィックスと，コンボシステムなどのアクション性の高いシステムを採用しているのが特徴のMMORPG。本作はこれまで，NTTが運営するインターネットサービスの"フレッツ"（Bフレッツ，フレッツ・ADSL，フレッツ・ISDN）の地域回線網（フレッツスクウェア）に接続してプレイするという特殊な環境で，2003年9月からテストが行われてきた。しかし12月23日（開始時間は未定，夜という発表のみ）からは，オープンβテストへと移行し，フレッツユーザーのみという制限は取り払われる。
　オープンβテストのテスター募集は，12月10日から公式サイトの「こちら」で行われている。クライアントが23日の何時からダウンロードできるかなどは不明で，すでに5万人以上が登録しているということを考えると，オープンβテスト初日はゲームサーバーだけでなく，クライアントのダウンロードでも混雑が予想される。

　このオープンβテスト移行時には，パーティシステム，新釣りシステムなどの実装のほか，モンスターやアイテム，ダンジョンなどの追加も行われる予定だ。パーティは，最大6人で組むことができ，パーティ結成スキルと呼ばれる特殊なスキルもクエストをクリアすることで修得できるとのこと。
　一方の釣りシステムでは，「こちら」のNewsでもお伝えしたとおり，アクション性を持たせたシステムを採用し，釣り上げのタイミングによって釣果が変わるなどするようだ。

　本作では，モンスターに愛嬌を持たせているのも魅力の一つで，凶暴なウサギなどが登場するが，新モンスターもこれに準じた憎たらしいけど可愛らしいという微妙なラインのデザインになるらしい。ボスモンスターも追加されるようなので，パーティを組んで挑むというのも面白そうだ。
　また，クエスト面の拡充，「シロンダンジョン」と「アレフダンジョン」の2ダンジョンの追加なども行われる予定で，クローズドβテストのテスターも心機一転で楽しめるかも。
　さらにオープンβテスト開始時には，クリスマスバージョンといった状態で開始される。街中の巨大なクリスマスツリーやサンタクロース，雪だるまなどで，クリスマスの雰囲気を堪能できるだろう。（Seal）

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