人気キャラクターのトロ達と遊んでいるうちに，いつの間にかタッチタイピングができるようになる（かもしれないゲーム）ソフト，「温泉もいっしょ〜どこでもいっしょタイピング ソフト〜」の体験イベントが，開催中だ。
　このイベントの詳細は，先日のNews「こちら」で紹介したとおり。なんと本物の温泉がある"箱根小涌園ユネッサン"で，12月28日までの毎日開催しているのである。

　……正直ちょっと遠いが，こういったことでもないとまず行かない（行けない）場所なので，取材してきた。
　筆者が会場であるユネッサンのフロント前に着いたのは，本日（12月20日）の14時頃。すでに多くの人が本作（のデモ版）を楽しんでいた……のだが，なんかいつものイベントとは雰囲気が違う。
　それもそのはずで，本作を楽しげにプレイしているのは，小学校に上がるか上がらないかといった子供ばかり。普段よく取材する，秋葉原でのイベントとは客層がまったく違うのである。……温泉地だから当然か。
　会場にいたメディアクエストの広報担当者の話によると，イベントに参加する人の7割は「お子さん」と，その親。ただ，親は見ているだけで，プレイするのはもっぱら子供だとか。最近の子供達は，学校に普通にPCがあるから，キーボードに対してまったく抵抗がないのだろう（逆にいえば，親の世代には抵抗があるのかな？）。
　ちなみに残りの3割は，このイベントを目当てに来たらしいOL風の女性陣と，何か別の目的でユネッサンを訪れたと思われるカップル。あと意外と多かったというのが，なんと外国人の参加者。
　なにせ，トロ達と「日本語」での会話を（タイピングで）楽しむ本作。いったいどれだけの外国人に，本作の本当の魅力が伝わったのだろうか……。

　ともあれ，こんな不思議な環境でのイベントが，まだ1週間以上も開催される。
　まぁ，大抵の人にとって簡単に参加できるイベントではないだろうが，いったん行ってしまえば温泉まで楽しめてしまえる（有料だが）ので，……まぁ，「どこか温泉でも行こうかなぁ」なんて思っていた人であれば，その候補地の一つに箱根小涌園ユネッサンを加えてみるのもいいだろう。
　あと，このイベントで無料配布されているオリジナル「温泉もいっしょ入浴剤」は，なにげに激レアアイテムだと思うので，どこいつコレクターならば，なんとしてでも行くべきではないだろうか。
　……と繰り返し勧めたところで，この記事を読んだ人の99.9％は，"行けない"だろう。しかしご安心を。このイベントでプレイできる本作の体験版は，「ここ」からダウンロード可能だ。それに，昨日（19日）には製品版も発売されている。また先述の入浴剤は，「今週のプレゼント」用にいくつかもらってきた。まぁ，せめて本作と入浴剤で，温泉気分を味わってみてはいかがだろう。……箱根にまで行って，結局温泉に入らずに帰ってきた筆者も，入浴剤を一つ使わせてもらうつもりだ（プレゼント用とは別に，ちゃんとイベントに参加してもらったものなので，ご了承を）。（Iwahama）

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