先日「こちら」のニュースで開催をお伝えしたWCG2003「マイクロソフト エイジ オブ ミソロジー」日本準決勝戦の結果をお伝えしよう。大会は予選を勝ち抜いたhalen，UDN，fird，Nekokanの4選手によって競われた。対戦は二本先取で勝利となるというもので，カードはHalen選手 VS.UDN選手，Fird選手 VS.Nekokan選手という形で行われた。結果はhalen選手とFird選手が勝ち残り，韓国で行われる本戦への出場権を手に入れた。

　今回の対戦では，自前のキーボードやマイクロソフト ストラテジックコマンダーなどを持ってきている選手もおり，すでにプレイの前から戦いが始まっているのだな，と感心させられた。またHalen選手の操作は，ほかの3人とは明らかに異なっていた点も印象的。3人は画面のスクロールなどを普通に使用してユニットに命令を出しているのに対し，Halen選手は，ショートカットを多用して指示を出しているので，画面はめまぐるしく切り替わるばかりで，正直，観客としてはなにをしているのかがわかりにくいほど。さすが操作を極めたプレイヤーは，一味違うなと思わされた。さらに後半戦では，ゴッドパワーを連発して敵に隕石を何発も降らせるなど，見せ場を作るといったシーンもあり，まだまだ余裕がありそうである。
　なお，9月28日の東京ゲームショウで10:30AMから，Halen選手とFird選手による日本チャンピオン決定戦もあるので，興味がある人はぜひとも観戦に行ってみるとよいだろう。（Murayama）