現在日本国内でMMORPG「エバークエスト 日本語版」を運営中のSo-netは，本日，これまでクレジットカードのみに対応していた同タイトルの決済システムに，プリペイド課金決済システム「WebMoney」を導入すると発表した。

　2003年2月5日に正式サービスインし，本家Sony Online Entertainmentの開発ペースに合わせてテンポよく拡張パック群をリリースしてきたSo-net（9月25日には最新拡張パック「ザ・プレインズ・オブ・パワー」がサービスインする予定）。

　このところプレイヤーの平均レベルも随分高まった本作だが，逆に新規プレイヤーが少ないという悩みも抱えている。今回So-netは，その新規加入者の"足かせ"にもなっているクレジットカードのみの決済に，プリペイド課金決済システム「WebMoney」を追加したわけだ。
　以下にプリペイドカード決済の詳細を記載しておこう。

■プリペイド課金決済システムについて
導入日時：2003年9月8日
内容：
　クレジットカードがなくても，So-netの「こんてんつコース」に登録可能になる
サーバー使用価格：
　30日間利用権　1700円
　90日間利用権　4900円
　※クレジットカード決済の場合は月額1480円（消費税別）

　ちなみに，日本国内で圧倒的人気を誇るMMORPG「ラグナロクオンライン」などは，サービスイン当初からプリペイド課金制度を導入しており，会員の増加に大きく貢献していた（少なくとも筆者の周りにWebMoneyの利用者は多い）。EQJは，すでにサービスインから7か月を経ているわけで，これが初心者で溢れ返るサービスイン当初なら，プレイヤー数ももっと増えていたような気もするのだが……。

　とはいえ，これまでクレジットカード問題でEQJをプレイできなかったファンにとって朗報であることに変わりはない。本日付け（9月8日）でWebmoney対応サービスは始まっているので，ぜひ利用してみてほしい。（Gueed）

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