Kimの韓国最新PCゲーム事情＃130

Gravity社，オンラインゲーム複合施設「カフラ」をオープン（2003/8/11）

Text by Kim Dong Wook特派員

　「Ragnarok Online」（邦題「ラグナロクオンライン」：以下，RO）を運営するGravity社は，2003年8月8日，オンラインゲームをメインとした複合施設「カフラセンター」をオープンした。
　Gravity本社の1階にオープンしたこのカフラセンターには，ROはもちろんプレイステーション2やXboxのゲームも楽しめる体験スペースや，ROに関する問い合わせや相談を受けられる顧客の支援センター，DVDシネマルーム，ゲームキャラクターのグッズショップ，映像や音声を収録/編集できるマルチスタジオ，そしてさまざまなイベントや講演が開けるイベントスペースが用意されている。

　カフラセンターのオープニングセレモニーには，日本のガンホー・オンライン・エンタテイメントCCOの森下氏や，RO台湾版の主題歌を歌った土屋アユコさん，そして台湾，フィリピン，インドネシア，タイなどの海外パートナー会社の関係者達が参加した。
　Gravity社のKim, Jung Ryul会長は，「カフラは，ROプレイヤー達の助けとなり，またイベントを通じて楽しみを提供する，いわばROの案内役。ちなみにカフラセンターと名付けたのは，この場所が，ゲーム中の"カフラ"をオフラインへも引き延ばしてきたイメージだからだ。つまりカフラセンターは，顧客サービスを，オンライン/オフラインの区別をなくして広げるのが目的」「年齢や性別に限らず，ROを愛する人なら誰でも利用可能で，同好会やギルドのオフ会や，イベントなどに利用してほしい。正しいゲーム文化の形成と，情報交流の場になればと願っている。つまり，青少年のための施設として，健全な遊び場所の形成に貢献したいというのが私の希望だ」と語っている。

　カフラセンターは，毎週火曜〜金曜は10時〜21時まで，土曜，日曜，祝日は10時から22時まで利用可能。また毎週月曜日と節日（秋夕，正月）は，休館となっている。

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