AoMアジア大会決勝戦レポート by Halen | - 2003/06/20 19:46 |
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2003年6月16日,「こちら」のNewsでお伝えした「マイクロソフト エイジ オブ ミソロジー」のアジア大会「Club MS Age of Mythology Asia Championship」の全日程が終了した。 本大会は,韓国から8選手,台湾,日本からそれぞれ4選手が招待されてアジア最強を決めるという国際大会。筆者(Halen)もお誘いを受けて参戦していたのだが,先日の準決勝(詳細は,「こちら」)でなんとか勝利を収め,決勝が行われる韓国へ行ってきた。 決勝戦は,韓国はソウルのCOEXモールで行われた。 COEXモールは,200以上のお店が軒を束ねるショッピングセンターやオフィス,そしてさまざまなイベント用のスペースがあり,国際的なゲーム大会World Cyber Gamesの会場になったこともあるところだ。試合の様子は韓国ではテレビ放送されるので,筆者はてっきりテレビ局のスタジオで行うものだと思っていたのだが,そこはXboxの体験コーナー。数え切れないほどのテレビとXboxが置かれており,中央に決勝用のサイバーなステージが用意されていた。 本番前にはテレビ出演には欠かせないメイクをしてもらったのだが,初めてということもあり妙に緊張した(笑)。鏡を見てもあまり変わった印象はなかったが,カメラ写りがどう変わったのか気になるところ。 そして,いよいよ番組スタート。まず,韓国語で軽く挨拶をして,簡単な質疑応答へ。どでかいカメラに多少違和感を感じたが,どうやらさほど緊張せずにすんだらしい。 決勝戦の前には,イベントマッチとして韓国のgrunt選手と筆者 vs. 韓国のkimchisarang選手と,筆者の決勝の相手である台湾のIamShiautz選手といったチーム戦が行われたのだが,順調に試合を進めつつも,PCのトラブルで逆転負け。なぜか筆者のPCのみ処理低下状態に陥り,ほとんど操作不能に……。再起動はしたものの,スタッフに聞いてもPCの変更はできないとのことだったので,不安を抱えつつも決勝へ。 決勝は3ゲームで争った。まずは1ゲームめ。幸い,PCは大丈夫のようで,思い通りのプレイができたと思う。こういった大会で,相手を前にしての連戦は初めてだったので,1ゲームめ終了後には反省点や相手の弱点,心情などを真剣に考えてみた。それでも2ゲームめは負けてしまい,そこで初めて相手の強さを実感した。でも,プレッシャーには強い自信があったし,最終ゲームの前には,負けへの不安よりも,どんな試合になるんだろうかとわくわくしていたものだ。 そして,最終ゲーム。まさに期待通りの内容になった。展開的にも相手が有利に進め,主導権は相手が握っていただろう。しかし,こんなに楽しいゲームは始めてだったかもしれない。頭の中には試合中にも関わらず,「AoMってサイコーすぎ」って言葉ばかり浮かんでいた。それと同時に,こんなに強いプレイヤーがいることに対して,言い方がおかしいかもしれないが,感謝していた。 結果は筆者が運よく勝利し,2勝1敗で優勝。放送終了後に表彰式が行われた。 花束と目録を戴いてますます実感と喜びが湧いてきたところで,IamShiautz選手が筆者に「次は絶対負けないから」と一言。彼とはWorld Cyber Gamesで再び会うことを約束した。 思えば,実に約1か月半もの期間を毎週地道に戦ってきたわけで,予想外の出来事,日本人の仲間の敗退などショックなことも多かった。だけど,彼らは今それをバネに日々がんばっているだろうし,いい経験になったのではないだろうか。また,筆者も本大会を通じて大事なことをいろいろと学ばせてもらった。時間に追われながらの練習,日本の大会では考えられないテレビ放送,そして決勝戦は真剣勝負ながらもゲームを楽しむことを思い出させてくれた。 最後に,この大会に招待してくれた韓国MBCgameの番組プロデューサーさん,主催のMicrosoftとMBCgame,参加選手達,そして応援してくれたみなさん,本当にありがとうございました。(Halen) 最終結果 優勝 Halen(日本) 準優勝 IamShiautz(台湾) 3位 IamJordan(台湾) セーブゲーム(全3ゲーム)は下のリンクからどうぞ。 決勝戦 Halen vs. IamShiautz(3ゲーム)「こちら」 Copyright(C) Since 2002, MBCgame All Rights Reserved. |