Kimの韓国最新PCゲーム事情＃113

MMORPGにはまったお婆さん（2003/6/12）

Text by Kim Dong Wook特派員

　ソウルから5時間ほどかかる韓国南部の小さい島"フックサン島"に住んでいるお婆さんが，MMORPGの「Laghaim2003」（邦題：エターナルカオス2003）を熱心にプレイしており，話題を呼んでいる。
　このKang Sonn Bokさんは今年で63歳（お婆さんと呼ぶにはちょっと早いかな？）。2001年の10月に，息子がPC房（PCゲームに特化したインターネットカフェ）でLaghaimをプレイしているところを見て興味を持ったのがきっかけとのことで，2002年の3月からは自分でもプレイしているという。

　息子が派手なキャラクター達を操ってモンスターを狩ったり，また別のプレイヤー達とのチャットしたりしているのが羨ましくて（PC房で）ゲームを始めたKangさんは，すぐにハマり，本格的にゲームを楽しむために，自分専用のPCを買ったとのこと。
　今ではギルドにも加入して活発に活動しているそうで，最近では，定期的に行われているギルドのオフ会（ゲーム外で実際に顔を合わせる集まり）に参加しようと船に乗ったものの，波が激しく，結局集合場所に辿り着けなかったことがあり，非常に悔しい思いをしたという。

　Kangさんは，「ずっと島で暮らしてきた私にとって，MMORPGの世界はとても神秘的だ。それに，孫のような年齢の若本達とコミュニケーションしているせいか，最近だんだんと若くなってきた気がする」と語っている。

※下の写真は，Kangさん（左）と，そのキャラクター（中央，右）です