日本ネットゲーム史上初の快挙! 「ゲットアンプド」が中国進出 | - 02/05 16:55 |
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サイバーステップが開発/運営しているオンラインゲーム「ゲットアンプド」が,中国最大のオンラインゲーム運営会社の盛大ネットワークを通じて,中国でも正式にサービスされることが発表された。 本日2003年2月5日に行われた発表会は,場所は東京商工会議所,来賓にはJETRO(日本貿易振興会)の石川氏,CESA専務理事の渡邊氏,ボーステック社長の八巻氏が招かれており,さらには経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課(!)課長補佐である境氏から祝辞をいただいているなど,ゲーム関連の発表会としては珍しくおごそかな雰囲気で行われた。 が,つまりは「オンラインゲームとは」とか「韓国市場と中国市場は」みたいな,当サイトの読者には釈迦に説法的な話ばかりだったので,いつものごとく,サクッとゲームに関する話だけ紹介する。 ゲットアンプドは,JAVA言語を使用して作られたオンラインアクションゲーム。JAVAであるためネットワークに強く,かつプラットフォームに関係なく遊べる(ウィンドウズユーザーとマックユーザーが,同じフィールドで対戦可能)のが大きな特徴だろう。 日本では,β版から数えればサービスが始まって1年半近くになるわけだが,今でもバージョンアップされており,最初は「バトルロイヤル」しかなかったゲームモードも,「旗取り」「玉取り」「サッカー」「バスケ」などなど,ずいぶんと多彩になっている。興味のある人は,当サイトの「こちら」に最新クライアントをUpしてあるので,お試しあれ。 ゲットアンプドはすでに韓国でもサービスされており,平日の昼間でも6000〜7000人が接続しているという人気ぶり。それどころか,とある韓国メーカーでは社員総出でゲットアンプドを遊んでおり,来訪者が理由を尋ねたら「これをマネてゲームを作るんだ」なんて答えたというから,驚きである。 なお,韓国や中国に輸出するにあたって,「韓国や中国のゲーマーの目は肥えているので,ずいぶん作り直しました」(サイバーステップ代表取締役 佐藤氏)とのこと。下に韓国語版の画面写真を掲載したので,日本版とどう違うのか,確認してみよう。 ところで盛大ネットワークといえば,中国で65%のシェアを持つという超人気会社。日本でもお馴染みの「ポトリス」などのゲームをサービスしており,現在会員数8000万人(!),同時接続でも70万人という。ここでゲットアンプドは,どこまでユーザーを獲得できるのだろうか。そして,今はまだ小規模なメーカーであるサイバーステップが,世界のCyberStepになれるだろうか? 一人の日本人として,非常に期待したい。(Iwahama) (C)CyberStep, Inc. |