いまだプレイヤーが増え続け，名実共に"日本最大のMMORPG"となった「ファイナルファンタジーXI」。その拡張ディスクである「ファイナル ファンタジー XI ジラートの幻影」が発表されたのは，ファンでなくても知っている情報ではないだろうか。
　ちょっと前の2002年11月22日に，当サイトも「こちら」のNewsで「5枚の紙データ」から有象無象の予想（妄想？）を立てたわけだが，Newsの最後の部分，

　今回の発表では発売形態や発売時期についてもまったく明らかになっていないが，タイトルに「ジラートの幻影」というサブタイトルがつけられていることから，追加パッケージとして登場すると思って問題ないだろう。
　だとすると，（スクウェアの）年度内黒字転換や，来年2〜3月あたりに控えた「ファイナルファンタジー X-2」などとのタイミングを考えると，年度が替わった直後2003年4月あたりが発売の濃厚なラインではないだろうか。もしそれが合ってるとすると，情報出しが少し早すぎかも……？

　という部分が，本日のプレスリリースでかなりいい感じの予想だったことが判明。ビックリするやらホッとするやら……。"早すぎの情報出し"については，結局2か月間の間公式新情報なしという状態になったわけだが。
　本日公式に明らかになったのは，以下の情報だ。

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■ファイナルファンタジーXI ジラートの幻影　拡張データディスク
　すでにプレイオンラインとファイナルファンタジーXIをインストールしている（もしくは保有している）プレイヤー向けの製品。

　PS2版　　　3980円（税別）
　Windows版　オープンプライス

■フルセット（名称未定）
　"プレイオンライン"ディスク，ファイナルファンタジーXI，ファイナルファンタジーXI ジラートの幻影の3本をセットにした，新規ユーザー向けの製品

　価格未定

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　共に発売日は2003年4月17日。ちなみに"オープンプライス"の実勢価格は公開されていないが，おそらくはPS2版と同等の価格域だと思って間違いないだろう。もしそうなら，拡張ディスクとしては適正価格といえる。

　ゲーム内部として明らかになったのは，例によってプレゼン資料のような画像が7枚。それらは全部下に掲載しておこう。少しでも細かいところが見えるよう，もらった画像をほぼ原寸で掲載しており，拡大図が無茶苦茶大きくて重いのでご了承を……と書こうと思ったが，さすがに2000×1500ドット（1.9MB）とかだとあんまりなので，リサンプルして少し小さくしておいた。
　その資料では，新しく
・コロロカの洞門（海底洞窟）
・イフリートの釜（火山の火口）
・ノーグ（海賊の巣窟）
・ユタンガ大森林（遺跡周辺）
・ウガレピ寺院（密林の中の寺院）
という五つの名称が明らかになり，それらのグラフィックスも（Screenshotsベースではないものの）公開されている。

　そして気になる新ジョブは，今回は「召喚士」だけがオフィシャルにオープンにされた。下に画面があるので，気になる人はじっくりと見ていただきたい。

　さて，2か月前のNews同様に妄想たくましくいろいろと書こうと思ったのだが，スクウェア某氏から「今回はあまり飛躍しすぎないようによろしくお願いします（笑）」と釘を刺されてしまったので，すんなりこのあたりで……。
　とはいえ今回の資料をしげしげと眺めてみても，"青魔道士はない"とか"ぜになげはない"などのforGamer勝手予想は前回と大筋変わらないので，"どれ読んでやるか"という人は「こちら」からどうぞ。次回情報更新も2か月後なのだろうか……。（Kazuhisa）

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