人気赤丸急上昇中の中華風MMORPG「天上碑」を主催するゲームオンは，去る2002年12月22日にネットステーションNecca渋谷店でユーザーカンファレンス"天上碑 軍議 冬の陣"を開催。以前「こちら」で紹介したものだが，カンファレンスといっても会議室で小難しい顔を寄せ合ったわけではなく，司会とコスプレ嬢の進行でファンサービスが繰り広げられる楽しい1時間40分だったのだ。
　渋谷Neccaで15時からスタートしたカンファレンスでは，開会の挨拶に続き本職の占い師マイヤー先生が登場。キャラクターの生年月日や姓名判断などを行ない，性格や結婚運を見てくれた。なお，この占い師さんはカンファレンス終了後も，22日の夜から実際にゲーム中で占いサービスを実施した模様。実際に占ってもらった人もいるのではなかろうか。
　お次は谷川プロデューサーと千(チョン）氏が登場。各国での稼動状況や今後の展望についてのトークが繰り広げられた。期待の"攻城戦"ほか貴重な映像がスクリーンに映し出され，さらには欧米進出についても熱く語ってくれたのだ。欧米の勘違いアジア観を払拭すべく，本場が作った本物のアジアンテイストというものを「天上碑」が教えてくれるだろうとのことだった。「天上碑」独特のてんぽろりんとしたBGMも手伝ってか，堅苦しい話ぬきのリラックスムードでユーザーは話に聞き入っていた。

　プロデューサー退場の後はお待ちかね，カンファレンス参加者限定のオークションが結婚式場で開催。ゲームマスターが用意した数々の豪華商品に参加者の目の色も変わり，最も盛り上がったイベントとなった。用意されたのは"薬草全種" "真珠の首飾り" "黄金の外套" "GMが結婚式を主催してくれる権"の4品目。中でもすごかったのが真珠の首飾り（回避率＋18）で，最終的に100万銀銭でのハンマープライスとなり場内はかなり騒然となった。
　質問コーナーでは，参加者から「攻城戦と覆面システムの具体的なサービス開始はいつですか」「カラスが強すぎ」などの主催者にはさぞ耳が痛かったであろう質問責めから，サントラCDの要望まで飛び出した。
　ラストは大盤振る舞いのプレゼント抽選会。「天上碑」特製Tシャツやカレンダーに加え，一つしかない（？）という腕時計までも登場。
　まだオープンβの時期からユーザーカンファレンスが開かれ，ファンにはたまらない1日となったことであろう。"冬の陣"と銘打っただけあり，次の季節にまた何か行われるようなアナウンスも匂わせていたようだ。今回参加できなかった人は次に期待してみては!?（Kawamura）