本家韓国版のラグハイムにはギルドシステムが実装されており，ハイレベルプレイヤー同士でしのぎを削る戦いを繰り広げる「攻城戦」が楽しめる。その様子は「ここ」のムービーを見ると分かるが，ラグハイムの最終的な到達点の一つとなっているのだ。
　しかし，現在βテスト中の国内ローカライズ版では，まだギルドシステムは実装されていないのが残念なところ。プレイヤー数も日増しに多くなっており，その人気の高さを表しているといえるだろう。

　そのラグハイムだが，本家の鎧セットや新しい武器などのデータとギルドシステムの詳細テキストを入手した。データについては国内版では数値が異なる可能性もあるので，「こんなアイテムもある」程度に見てみよう。またギルドシステムについても本家版でのものなので，基本となる柱は大きく変化しないと思われるが，国内事情に合わせて細かな部分で変更が加えられるかもしれない。
　ギルドは，レベル5以上のプレイヤーが10人以上で，さらにその中のレベル30以上のプレイヤーが5人以上いれば結成できる。ギルドの申請はメールで行い，ゲーム中にプレイヤーが自由に作成できるシステムとはなっていないようだ。
　ギルドメンバーは専用のチャットモードが利用できるだけでなく，パーティ行動時にモンスターを倒すと経験値量が増加する。また通常パーティよりも高レベルのモンスターのハンティングができることから，なにかしらの攻撃力や防御力アップの効果が付与されるのかもしれない。
　ギルドは城（城の数は少ないと思われる）を持つことができ，税金徴収によって得た収入を使って城の警備力をアップさせるような武器や装備品のアップグレードが行えるようだ。対して城を持っていないギルドは城を奪うために「攻城戦」を仕かけることができるが，いつでも可能というわけではなく，期間が定められている模様。そして，この期間以外では城下町に対して略奪を行うことができ，ゴールドが得られるというシステムとなっているのだ。ほかにも攻城戦で城主が変わると，ゴールドのほかに宝石なども入手できるなどの特典もあるらしい。

　武器や鎧セットデータは「Download」−Filesの「ここ」に，4つのPDFファイルをまとめたLZH形式でUpしたので，ぜひチェックしてほしい。