競馬シミュレーション「ウイニングポスト」の，J-SKY版のサービスが4月1日から開始される。

　基本的な内容はPC版と同じで，プレイヤーが馬主となって競走馬を生産/育成し，レースに出場させて賞金を稼ぐことになる。
　コーエーのほかの携帯電話向けサービスと同様，毎日コマンドをサーバーに送って，次の日にその結果がメールで送られてくるというシステムだ。そしてその結果を見て，またコマンドを送って……と，ゲームが進行していく。面白いのは，同じサーバーを使っているほかのプレイヤーと世界を共有している点。つまり，自分の馬が負けた相手も，誰かほかのプレイヤーの馬だったりするわけ。つまり，現実世界での1日が1ターンのマルチプレイゲームなのだ。
　レースプログラムはJRAの最新データに準拠していて，約150種用意されている。ちなみにゲーム中の1年間は，現実世界での約4週間にあたる。毎日1レース行われるので，飽きずにズーッと楽しむことができるだろう。また，1回あたりのコマンド入力は，ほんの数分あれば十分なので，それこそ携帯電話がつながるところであれば，いつでもどこでも楽しめるのも魅力的だ。
　さらに育てた馬は，パスワードを使うことでプレイステーション2版の「ウイニングポスト5」ほか，同シリーズの5作に登場させることができる。もしPS2ユーザーであれば，これはかなり嬉しいことだろう。

　ちなみに携帯電話用のウイニングポストは，一足先にiモード版のサービスが行われていて，そちらで面白さは実証済み。月額300円（通信費は除く）と比較的リーズナブルな利用料だし，馬好きならずとも，J-SKYユーザーであればぜひ一度遊んでみることをお勧めする。ただし本物の競馬同様，一度ハマるとやめられなくなっちゃうので注意。（Iwahama）

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