EAスクウェアイベント速報:MoHAA日本語版&EAの新作情報をキャッチ! | - 01/23 22:04 |
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1月17日に発売された「スター・ウォーズ ギャラクティック・バトルグラウンド」を皮切りに,今年は多くの大作級ゲームを控えさせているエレクトロニック・アーツ・スクウェア(以下,EASq)。中でも,第二次世界大戦を題材にしたコンバットFPS「メダル オブ オナー アライド アサルト」(以下,MoHAA)は,2001年5月に米国で開催されたゲームイベント「E3」で大賞を獲得した超期待作。気合いの入りまくったローカライズと共に,2月14日に満を持して発売される。 今回のプレス向けに開催されたHoHAAの対戦大会だが,「PCゲーム関連メディアって,集まってみると多いなぁ」と思うほど多くの関係者が集まり,非常に白熱したゲーム大会となった。 大会は,ノルマンディー上陸作戦を題材にしたマルチプレイマップを使ったチーム戦形式で行なわれ,内容はというと,EASqの誇る"最強軍団" vs.プレス関係者による"連合軍"というメーカー対プレス?という図式と相成った。プレス側はAチームとBチームに分かれて,それぞれが交互に最強軍団と戦ったのだが,結果は双方一勝一敗。初戦は最強軍団の容赦のない攻撃により叩きのめされたプレスチームだったが,2戦めは妙な連帯感を見せての電撃作戦で一気に勝利をもぎ取っていた。 さて,ついに国内でお披露目となったHoHAA日本語版だが,モノがある。もちろん,ゲームプレイそのものも非常に快適な操作性とアクション性を兼ね備えていて大変好感触なのだが映画「プライベート・ライアン」を彷彿とさせる映像や音楽の数々はなかなかにそそる,まずはこの"雰囲気"がたまらなく素晴らしいと言わざるを得ない。リアルで生々しい効果音はとくに必聴で,スナイパーライフルのパァーン!という乾いた炸裂音や,戦場に鳴り響く戦車砲の咆哮などは,かなり感動に値する出来なのではないだろうか。Quake3エンジンの最新Ver.を使用した美しいグラフィックスも素晴らしく,一兵士の視点でリアルな戦場を"体験"できる,今年一押しのタイトルだといえるだろう。 今回開催されたイベントは,メーカーのこの作品に対する期待度と力の入れようをまざまざと感じさせる内容といえた。2月中にはマルチプレイをサポートするマッチングサービスも開始する予定との発表もあり,いやがおうにも期待は高まるばかり。あと一か月を切った日本語版の発売日が待ち遠しい限りだ。 またHoHAAの対戦大会のあとに,EASqが今後発売を予定する「コマンド・アンド・コンカー:レネゲード」と「シド・マイヤーズ シムゴルフ」の簡単な紹介も行なわれた。両タイトルともMoHAAに負けるとも劣らないビッグタイトルなので,さっそく紹介しよう。 ■コマンド・アンド・コンカー:レネゲード 「コマンド・アンド・コンカー:レネゲード」は,世にRTSというジャンルを知らしめた金字塔的な作品「Command&Conquer」(C&C)の世界観を題材にしたチーム戦FPS。アーケードライクな派手な映像と,爽快感を重視したゲームシステムを搭載した作品だ。登場する兵士の中には,援軍を呼べる"指揮官"のようなキャラクターも用意されているようで,指揮官をスナイパーライフルで先に倒すことが重要になったり,獲得したお金を使って使用する武器や乗り込む兵器を購入できるなど,戦術性と自由度を高めたゲームルールが大きな特徴のようだ 残念ながらプレイアブルなバージョンの公開はなく,プレイを録画したムービーのみのお披露目となったが,銃撃戦の中を横切る戦車や頭上を飛び回るヘリコプターなど想像以上のカッコイイ雰囲気に「これは!」と思わせるには十分な内容だった。2002年3月21日に発売予定で,価格は7980円。この作品もかなりの期待作といえそうだ。 ■シド・マイヤーズ シムゴルフ 「シド・マイヤーズ シムゴルフ」は,Civilizationシリーズでお馴染みシド・マイヤーが贈るゴルフリゾート開発シミュレーション。プレイヤーはゴルフ場の経営者となり,多くのお客が満足する理想のゴルフリゾート建設を目指す。用意された敷地の中に,ゴルフコースや飲食店,テニスコートなどを建設していき,利益を獲得しながらもゴルファー達の心を掴んでいかなければならない。マイヤー氏が直接絡んでいるのかどうかは不明だが,"シム"を名乗るだけあって,その完成度の高さは折り紙付き。この手のゲームが好きな人はチェックしておくべき作品だ。シムピープルの住人をゴルフコースに呼んで遊ばせることができるなど,ほかのソフトとの連携が可能な点も面白いところだ。 当サイトの「ここ」に英語デモ版紹介記事が掲載されているので,興味がある人はぜひプレイしてみよう。 |