戦国ファン待望の"あの"新作がコーエーから! - 12/22 16:40

 コーエーの代表作の一つ,戦国時代をテーマにしたシミュレーションゲーム"信長の野望シリーズ"の最新作となる「信長の野望・蒼天録」が発表された。
 シリーズ十作めとなる本作のテーマは"下克上"……そう聞いてピンときた人も多いのではないだろうか? そう,本作ではついに配下武将でのプレイが可能となったのだ(ただし城主以上の身分が必要となるが)。直江兼続となって上杉景勝を助けるも良し,織田信長に仕える明智光秀として史実どおりの謀反を画策するも良しと,バラエティに富んだプレイが可能となった。弱小大名の配下となって,仕える主人を天下人にするという,一種マゾヒスティックなプレイが楽しそうだ。

 戦闘は,前作「嵐世記」とは大きく様変わりしている。前作ではAoEのようなRTS要素を含んだ戦闘だったが,本作では敵の隊列をいかに崩すかといった戦術的な駆け引きがポイントとなっている。これは画面写真を見てもらうのが分かりやすいだろう。実際に動いている画面を見ていないのでなんともいえないのだが,ちょっと「天○統一」を思わせるような戦闘シーンとなっているようだ。なお,武将には"必殺戦術"が設定されているので,それを有効に利用できるかどうかが勝敗の分かれ目ともなりそう。
 また,出陣から合戦に至るまでを"軍略フェイズ"として表現。軍団の進軍過程が全国マップ上に示されるので,周辺勢力の動きを見たうえでの戦略を立てることができるようになった。敵が自分の城に接近してくるのが判明した時点で同盟国に協力を仰いでけん制するといった,従来にはなかった作戦を展開することができるようになったわけだ。
 その他,臣従している大名家に内緒でほかの大名家と外交ができるようになったので,次々と臣従先を変えながら自分も大きくなっていくという真田家のようなプレイもできそう。外交面では,前作で登場した諸勢力が引き続きゲームに登場するほか,養子縁組包囲網停戦仲介など外交・調略が大きくパワーアップしている。気になる発売日&価格は,2002年2月に1万1800円での発売予定となっている。
 あと2か月程度で信長の新作がプレイできるなんて! 信長ファンにとって,2002年の春休みは期待に満ちたものとなりそうだ。また続報が入り次第お伝えしていくのでお楽しみに!(Asakura)

(C) 2002 KOEI Co.,Ltd.

※ 画面写真はすべて開発途中のものです,あらかじめご了承ください。


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