速報!話題の"鬼ごっこゲー"「CHASE CHASE」情報 | - 11/30 17:11 |
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「ディプスファンジア」の発売直前ということで,PCゲーム事業における展開に注目が集まっているエニックスが,新作となるネットワークボードゲーム「CHASE CHASE」(チェイス チェイス)を発表した。 本作は,日本,アジア,南米,イタリアの四つの拠点を持つそれぞれの組織間で全世界を舞台にした壮大な鬼ごっこをするという,かなり変わったコンセプトのゲーム。 プレイヤーは,組織の新入り構成員として「敵の縄張りに行って資産を奪え」「敵から自分達の縄張りを守れ」などの指令を受ける。そのような指令をこなしていくことによって,組織のなかで出世していくというわけだ。 ゲームを開始すると,まずはターゲット(逃げ役)二人とチェイサー(追いかけ役)三人を決定する。そしてターン制のゲーム進行の中で,自分のターンが回ってきたら移動するか,またはカードを使うかを選択する。ターゲットとチェイサーは,いずれも仲間とチャットをしながら作戦を練って,互いの情報を集めながらひたすら逃げる/追うを繰り返すのだ。ターゲットは,チェイサーに捕まると第三の役割である"エージェント"(逃がし屋)となって,逃げ回るもう一人のターゲットを支援することになる。さらにエージェントはチェイサーにカードバトルを挑むことができ,それに勝つことでチェイサーを足止めさせたりもできる。ターゲットが二人とも捕まるか,またはチェイサーがターゲットを捕まえられない場合にゲームが終了するというルールだ。 ターゲットは,MAP上にあるさまざまな名所を訪れて資金を強奪しつつ逃げまわり,敵の追撃を最後までかわしつつ縄張りを荒らすことを目的とする。そしてチェイサーは,レーダーとチャットを駆使して,ターゲットの包囲網をせばめていくわけだ。 と,たったこれだけの説明でも,このゲームがいかに高い戦略性を秘め,またプレイヤーには優れた情報収集能力を要求するということが分かるだろう。 そしてなんといっても本作で特筆すべきは,その忠実に再現された全世界のマップ。 発売時のマップは,東京,香港,ブエノスアイレス,ベネチアの4都市で,いずれも現実に存在する都市が舞台になるが,それぞれの土地のかなり詳細な部分までが再現されているらしい。さらに,サービス開始後は毎月新しいマップが追加されるということなので,最終的には世界規模の鬼ごっこに発展するという仕かけだ。 また,服装/髪型/体系など,お好みのものを選び多彩なキャラクターメイキングも行うことができ,作れるキャラクターパターンはなんと4000種類にもおよぶということなので,自分のセンスをアピールしたキャラクターを作成できる。 ボードゲームとカードゲーム,そしてネットワークゲームの"いいとこ取り"をすることにより,一見単純なゲーム性のなかに深い心理戦を演出するしくみを作り出している本作。かなりオシャレでクールなイラストでまとめられた雰囲気といい,今後の動向から目がはなせない作品だ。 気になる動作環境などの情報は以下のとおり。 ・発売予定 今冬(2002年) ・対応OS Windows 98/98SE/Me/2000 ・CPU Celeron 400MHz以上 ・メモリ 128MB以上 ・ビデオカード DirectX7.0a以上に対応したもの ・HDD容量 700MB以上の空き |