海外で絶大な人気を誇るSFテレビシリーズ「スタートレック」を題材にしたリアルタイムストラテジーゲーム「スタートレック：ドミニオンウォーズ 日本語版」が，12月6日に株式会社デジキューブから8800円で発売される。

　このゲームは，スタートレックシリーズの中でも，大河ドラマ的な雰囲気を持った壮大なストーリー展開で人気を博した「スタートレック　ディープスペースナイン」をモチーフにした作品。プレイヤーは，惑星連邦-クリンゴン帝国同盟軍とドミニオン-カーデシア帝国連合の繰り広げる壮絶な戦いを体験することができる。
　ゲーム中には，惑星連邦のギャラクシー級（エンタープライズD型：NCC-1701-D　などがこれにあたる）やディファイアント級，クリンゴン艦といった，20種類にも及ぶ宇宙船が登場するほか，シスコやウォーフ，ダックスといったシリーズ本編でもお馴染みのキャラクター達を，それぞれの船の艦長に任命できるなど，ファンには堪らない要素が盛り沢山の内容。またディープスペースナインは，大規模な艦隊戦描写が話題を呼んだテレビシリーズだが，この作品の戦闘シーンもそれに劣らず迫力のあるものに仕上がっている。光子魚雷やフェイザーが飛び交い，船体が爆発と共に破損する様子を，美しい3Dグラフィックスで再現しているのだ。効果音や音声も番組を見ている人にはお馴染みのものばかりなので，ファンならば思わずにやりとしてしまうことは間違いなし。トレッキー必携の一作といえそうだ。（TAITAI）