「Operation Flashpoint」の拡張パックについて | - 10/29 21:40 |
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Operation Flashpointは,1985年の旧ソビエト連邦を舞台にした仮想史をテーマにしたコンバットアクションゲームとして,本サイトの読者の間でも人気ソフトの一つとなっているといえるだろう。期待の拡張パック「Red Hammer」は,もちろん前作の設定を引き継いだもので,マルデン島を舞台にした20種のシングルミッションからなるキャンペーンモードが予定されている。なお海外でのRed Hammerは,「Gold Edition」(本体+Red Hammer)と「Gold Upgrade」(拡張パックのみ)の2種類のパッケージングで安価に発売される見込みで,これらのパッケージには,現在までに行なわれた3度のアップグレードパッチやPrima社のストラテジーガイドも同梱されることになる。ちなみに,Primaのガイドを除けばイマジニア版もほぼ同様の構成だ。いやむしろ,シナリオ翻訳ガイドが同梱されるので,日本のユーザーにとってははるかにありがたいパッケージになっているといえるだろう(「ここ」「ここ」参照)。 一度キチンとストーリーを補足しておこう。 舞台となるモルデン島は,すでにソ連当局の監視下に置かれているものの,スペツナズを主力とする一部の反乱軍が制圧しようとさまざまな攻撃を仕かけてくる。プレイヤーはこれらの攻撃を退け,この島を守り抜くソ連軍兵士を統率するのだ。中心的なキャラクターとしてドミトリ・ルーキンという兵士が登場することが分かっており,ロシア語訛りのボイスオーバーも挿入される予定だ。 スペツナズとは,冷戦華やかなる'70年代から米軍の間で囁かれていたものの,その存在はほとんど表に出ることのなかった旧ソ連の特殊部隊。西側諸国では,大胆にも運動選手として潜り込んでいたほどの身体能力を持った一団だ。暗殺のような仕事もこなしていたという話だし,Red Hammerでも翻弄されることになるのかもしれない。 欧米では11月末のリリースを予定している(イマジニア版は今冬予定)。期待して待つとしよう。(Okutani) |