次世代Athlonはマイクロソフトにあやかって……? | - 09/20 20:50 |
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イギリスのIT情報サイトThe Registerが伝えるところによると,次世代Athlon CPU(コアコードネーム「パロミノ」)は,マイクロソフトが10月に英語版をリリースする予定の次世代ウィンドウズOS"Windows XP"にちなんで,「Athlon XP」という正式名称になるようだ。これに関して,当初は業界では9月中と見られていたAthlon XPのリリースも,本家(?)Windows XPに合わせて10月に持ち越しになるといわれている。 さらにDigiTimesが報じるのは,AMDはベースクロック数を1.5GHzとしていたものの,実際には1.33GHzからの投入が見込まれているということ。ところが1.33GHzモデルの番号は「Athlon XP 1500+」となり,AMDがPentium4/1.5GHzに相当すると主張するパフォーマンス値で対抗するのだ。クロック数とCPU表示が異なるために消費者やショップの混乱が容易に予想できるが,これも次期ウィンドウズにあやかった苦肉の策なのだろう。 Intel製のPentium 4と比較しても,Athlon XPはダイサイズやコアテクノロジに変化がないため設備投資の負担が少ないことが,マザーボードの製造メーカーから好材料としてとられている。AMDとしては,新しいモデルナンバーの提唱によって,パフォーマンスや価格帯で消費者にアピールしていこうという構えのようだ。 以下に,DigiTimesが掲載するモデルナンバー表示をリストアップしておく。
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