あのPSOに,ついにPC版登場! - 09/11 11:22


 知っている人はみな知っている,セガ「ファンタシースターオンライン」(以下PSO,Link先はオフィシャルサイト)。最大4人までのパーティとはいえ,コンシューマ機(家庭用ゲーム機)で世界初のネットワークRPGだ。

・ドリキャス版は登録者数が30万人を超えたとか(UOのワールドワイドのアカウント数の倍近い)
・第5回日本ゲーム大賞の"大賞"を受賞したとか
・操作が簡単で誰にでもすぐに遊べるようになるとか
・5か国語(日英仏独西)の自動翻訳システムを搭載したとか
・DC版Ver.2に引き続き,なんとゲームキューブでも登場予定だとか

いろんな話題にこと欠かないので,PC Onlyゲーマーでも知っている人は多いことだろう。
 知っていてプレイしてみたくても,ドリキャスがなかったりブロードバンドアダプタがなかったりで,ちょっと寂しい思いをしていたのも事実。アレだけ話題になっているんだし,一度ぐらいは遊んでみたい。

 そんなPCゲーマーの声に応えるべく(?),ついにPSOがPC版で登場する。しかも,さすが技術のセガ。Pentium4に最適化されての登場だ。ドリキャス版Ver.2とかゲームキューブ版とかいろいろとマルチプラットフォーム展開をしているわけだが,そのあたりの互換性なども非常に興味深々。

 まずは速報レベルで「出るぞ!」という報告と,なんとか入手できた画面写真を掲載しておこう。さすがにPC版のグラフィックスは,一味違う。
 現状明らかにされているスペック周りは以下のとおり。続報もガンガン掲載していくので,期待して待て!
 また,このページに出ていないものも含めたScreenshots集を作ったので,ぜひ「こちら」も併せて見てみてほしい。

タイトル:ファンタシースターオンライン
発売日:2001年冬
価格:未定
媒体:CD-ROM2枚組
OS:Windows 98/Me/2000/XP(DirectX 8.0以降対応)
CPU:PentiumIII/450MHz以上
メモリ:64MB以上
HDD空き容量:600MB以上
グラフィックカード:ビデオメモリ8MB以上のもの
サウンド:DirectSound対応
PC版の主な特徴:
・Pentium4のSIMD拡張命令2(SSE2)を駆使することにより,PC版ならではの特殊描画処理を実現
・地形描画に伴うCPUの演算処理時間を,従来機の2分の1以下に高速化
・地形のポリゴン分割を行い(従来機の4倍),光源の処理範囲をさらに細分化
・パーティクルの適応範囲を2〜3倍に増加し,より美しい"魔法"表現を実現。さらに点光源を導入し,地形への光の映り込みを表現
[下の画面最右列上下。上は光源処理ON,下はOFF]
・クリピング(可視制限)範囲を2倍に拡大し,従来機では描画できなかった"奥行き"を表現
[下の画面真中の列上下。上はファークリッピングON,下はOFF]
・テクスチャーのバンプマッピングを採用し,一部キャラクター描画のクオリティをアップ
・オンライン専用ゲーム初の3Dサウンド対応(予定)


(C) SONICTEAM/SEGA,2000,2001


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