[E3速報#33]デバイス編#2 - 05/23 21:59

・F1の筐体でレーシングシムはいかが?

 いかに本物の雰囲気を味わえるかを追求したくなるレーシングシム好きには垂涎の一品。
 トンネル状の先にあるペダル,低い着座位置,肩からしっかりとホールドしてくれるシートなどF1マシンの筐体を再現しており,"デバイスもキチンと(?)のめり込んでいこう!"という気持ちがあれば,ぜひとも欲しくなる。デモ機のハンドルはForce Feedbackではなかったが,適度な重さがあり,手になじむ感触が素晴らしかった。

 ハンドル,シフトレバー,ペダルの全てを自社製品で固めたフルカスタム版。もっとも意外だったのが,プレイ時の姿勢が思ったより全然楽なことだった。シートはカーボン製で固く,低く顎を引いた姿勢を強いられて疲れるのかと思ったが,逆に体全体をホールドしてくれるので椅子でプレイするより楽なくらい。お尻の位置が非常に低くなっており,かかとのほうが上に位置して重心が安定する。肩までホールドするシートはF1の雰囲気満点。
 ちなみにペダルは垂直に立っている。筐体にしっかり固定出来るのでペダルのバネを強めしても心配ない。これ結構地味ながらも大事な部分。実際に乗り込むときは,ハンドルを一度上方向に上げてから滑り込む。ペダルは前後に幅広く位置が可能,その後にハンドルの高さを調整する。

 デモプレイはF1RCだった。畳二畳分の置き場所(収納時はペダル部が外れるので大きさは半分になる)があって,最も安価なキットで795ドル+輸送費。これを出せる人にはぜひともお勧めしたい。筆者は無理そうだ……。ちなみに会社のサイトは「こちら」


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