これまでにも何度かScreenshotsなどを紹介してきた,話題のRPG
「Dungeon Siege」。E3のマイクロソフトのブースには,プレイアブルなデモ機が置かれており,かなりの人だかりだった。
このタイトルは,Screenshotsで見てとれるように
三人称視点のファンタジーRPG。ゲームの開始時に簡単なキャラクターメイキングを行ない,性別や各部位の色などを決定するとゲームスタートだ。冒険の舞台はダンジョン以外に屋外のフィールドも用意されており,そよぐ木々や流れ落ちる滝など,
細やかな演出には目を見張るモノがあった。
実際に操作した感じでは,インタフェースはDiabloによく似ていたが,ゲームの世界は3Dで構築されており,
回転,拡大,縮小は自由自在。戦況に応じてアングルが変更できる点はなかなかありがたい。ゲームに慣れてくると戦況が把握しやすいズームアウトした画面でのプレイが多くなってしまうかもしれないが,最大にズームインした画面なら迫力ある戦闘が堪能できたのが印象的。
それから,肝心のネットワーク機能についても触れておこう。「Dungeon Siege」では,LANなどを使った2種類のマルチプレイヤーモードが用意されているらしい。残念ながらE3で公開されていたバージョンでは,マルチプレイについては見ることができなかったが,なんでも
短時間でユーザーが満足できるような簡易モードらしきものがあるとか。これについては詳細が分かり次第お伝えしよう。
我々としては日本語版の発売が楽しみなところだが,
日本語版の開発も同時進行で行なわれているとのことで,アメリカ版が秋に発売されることを考えると,日本語版が遊べる日もそれほど遠くではないだろう。また移植に際しての話だが,敵との戦闘で首が飛んだりなどもして,戦闘での派手な流血表現が多いため,国によってはその手の表現が抑えられる可能性もあるらしい。なにはともあれ,日本語版の発売が楽しみである。
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