コーエーが開発中のシリーズ最新作「信長の野望 嵐世記」の最大の特徴は，合戦シーンがRTS風に変更されたことだろう。コマンドを入力している間や，マップを眺めている間にも敵武将達は行動しているので，すばやい情勢判断力が必要となるだろう。また，武将が指揮する部隊には"士気"というパラメータが設定されており，これがなくなると，たとえ兵が残っていてもその部隊は敗走となってしまうので，いかに敵部隊の士気を落としていくかが合戦の要となりそうだ。
　これらの点を踏まえると"巧遅より拙速"が尊ばれる合戦シーとなるであろうことは想像にかたくない。

　また，大名以外に寺社，忍者，国人，海賊などの勢力が登場，友好度によっては敵大名家領地に一揆を起こさせたり，合戦時に味方をしてくれたりといいことがあるので，普段から兵糧を送るなどして友好状態を保つ工夫が必要になっている。
　シナリオは「1534年：信長誕生」「1556年：信行謀反」「1570年：信長包囲網」「1582年：本能寺の変」の4本で，登場武将は1300人を超えるシリーズ最大のスケールとなっている。
　また武将エディタが最初から搭載されているので，自分だけのオリジナル武将を作成することができ，しかもそのデータをコーエーの"GAMECITY"などのインターネット上で交換することで，超マイナー武将のデータや，自分のご先祖様のデータなどを交換することができるようになっている。

　以上のように大きくパワーアップした「信長の野望 嵐世記」，発売は今冬というだけで詳細は判明していないのが残念なところではあるが，今後新情報が入り次第またお伝えしよう。ちなみに公式サイトは「ここ」なので，ファンはブックマークしておこう。

※画面は開発中のものです

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